鵜飼良彦さん [雪花絞り・豆絞り]
文字通り雪の結晶のような、万華鏡のような雪花絞りを作り出すのは、張正の鵜飼良彦さん。すでにSOU・SOUでお馴染みの「豆絞り」の作り手でもあります。

図案、括り、染め、仕上げ。分業が基本の有松鳴海絞りですが、鵜飼さんが作る雪花絞りはすべて鵜飼さんとその家族の手で作られています。白生地をアイロン掛けし、布を折り畳み、板で締め、染め、水洗いし、干して、アイロン掛け。すべてです。

その時々の染めのタイミングや、布の折り方で様々な模様が作り出せる雪花絞り。張正さんの店頭に並ぶ反物を見ているだけでも、深い青の世界に引き込まれていくようです。

まだ見ぬ美しい雪花を求めて、鵜飼さんは常にチャレンジを続けています。
「これはまだまだ試作中だで」
薀蓄は語らずにこんな言葉ばかりが返ってくるあたりに、根っからの職人の心意気を思います。有松に入植した先人たちのパイオニア精神をそのものかも知れません。

豆絞りをきりりと頭に巻いて、体温よりも高い室温の染めの工場で染め上がった布を洗い、見つめる鵜飼さんは、かっこいい!の一言。76歳というその身体にどれほどの力を隠しているのでしょうか。

張正さんは、名鉄有松駅のすぐそば。
こちらはお店を構えています。近くの方はぜひ立ち寄ってみてください。

⇒豆絞り手ぬぐい・風呂敷販売ページ(SOU・SOU)
⇒豆絞りのコラム(SOU・SOU)
⇒張正ホームページ



鵜飼良彦さん
2006.11.11|22:21ものづくり人comments(0)trackbacks(0)
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